2019年10月23日
子供の頃、冬の夜の楽しみは「ふかふかポカポカの干した布団で寝る」こと。
日向ぼっこの縁側で、この暖かさを夜中まで取っておけたら…と思ったものです。
この昼間の暖かさを夜中に使う方法を研究し実験して、実用化したのが私たちの
「ハイブリッドソーラーシステム」です。
このシステムは、季節や天候に合わせて、その時々に最適な「3つの運転モード」を自動的に選びながら作動します。居住者は好みに合わせて四季折々の温度調節をするだけで、あとはお任せです。
クリーンなエネルギーで、24時間全室快適暖房、アメニティとエコロジーの家づくりのご提案です。
1. 日差しがある暖かい日はソーラー蓄熱暖房
2. 日差しが無い日は補助暖房
3. 暖房が要らない暖かい日はソーラー給湯
暖房のいらない季節には、太陽熱で370リットルのお湯を沸かします。春・秋の晴天日は、暖房しながらでも十分なお湯が沸くので年間給湯エネルギー消費を約60%削減します。給湯は、年間家庭消費エネルギーの1/3を占めるので削減効果は絶大です。
総2階の35坪ほどの住宅だと、1月下旬の真冬でも前の日が晴天であれば、
朝7時の1階居間の室内温度が18度~19度くらいです。
ランニングコストは1年間で36,000円ほどで、
全館暖房と1年中の給湯、風呂のお湯はりができます。
⇒2024一年間の光熱費データ
⇒室温・外気温の変化についてはコチラのグラフ参照
「ハイブリッドソーラーハウスが快適な10の理由」
1)どこにいても24時間ポカポカ
24時間床暖房システムは、家全体を包むように暖めます。だから、朝昼晩、1階も2階も廊下も居間もどこにいてもほとんど温度差を感じることはありません。
夜中に震えながらトイレに行くことはもうありません。
2)健康リスクが少ない
温度差のない室内環境は、重篤な疾患の原因にもなるヒートショックの危険性はありません。
冬場でも足元が温かく、血流がよくなり、血圧変動で不安な暮らしをしていた人が改善したり、外出もできないほどのシモヤケが治ったとの声をいただきます。
3)お年寄りにも赤ちゃんにも優しい
高齢者の方にとって、特に冬の寒さは堪え難く、ついつい身体を動かさなくなります。寒さのないハイブリッドソーラーハウスでは、自然に活動的な生活に戻ります。
また体温調節に気を付けたい赤ちゃんにとっても住環境が整えられ、安心して子育てできます。
年寄りにも赤ちゃんにもやさしいということは、誰にとってもやさしいといえそうです。
4)ほどよい湿度
世界保健機構(WHO)が快適環境とするのが湿度30~60%。過剰な水蒸気発生をしないハイブリッドソーラーハウスの冬の室内は30~40%と健康的に維持されます。(但し、適正な24時間換気は必須です)
5)ダニの発生が少ない!
アトピーや喘息の最大要因と言われるチリダニは湿度60%を切るとほとんど活動不能になります。適正な湿度が保たれるハイブリッドソーラーハウスでは暖房期のダニが極端に少ないという計測結果もあります。これは春以降のダニの繁殖増加をも抑え、ダニの少ない家になります。
6)カビも少ない!
ダニと同様に、結露と無縁のハイブリッドソーラーハウスの適温適湿の環境は、カビにとっては不都合。健康リスクもあり、見た目にも不快なカビが発生しないのは、心身ともに快適なのは言うまでもありません。
7)解放感が気持ちいい室内
ハイブリッドソーラーハウスの暖房の考え方は、部屋ごとではなく、家全体を暖めるというもの。
だから、各室の室温維持のために必要な壁や間仕切りの制限は受けませんし廊下も必要ありません。解放感のある、思い切った大きな吹抜けのリビングや、中廊下に取るべきスペースも居室にした風通しのいい広々とした間取りが実現できます。
8)植物もイキイキ
季節ごとの温度差が少ないハイブリッドソーラーハウスでは、観葉植物も一年中元気に蔓を伸ばし、花を咲かせ、生き生きしています。生き生きとした植物たちは、私たちの目を癒し、生活を潤してくれます。これも快適性に一役かってくれます。
9)環境にやさしい暮らしはきっと人にもやさしい
太陽熱を有効活用するハイブリッドソーラーハウスは、化石エネルギーの消費を大幅に抑制し、CO2の排出量を削減できるエコハウスです。
全室24時間暖房の冬の総暖房エネルギーの2/3、年間給湯エネルギーの60%を太陽熱でまかなうことができます。
環境にもやさしい暮らしは、人にもやさしい暮らしです。
10)お財布へのストレスを気にせずに
誰もがやってみたい全室24時間暖房。しかしどうしてもお財布へのストレスが気になります。
それを”太陽がやってくれているから”と気兼ねなく楽しめるのがハイブリッドソーラーハウスです。建て主から最大級の顧客満足度がいただけるのもそのためです。
― 空気を暖めるのが暖房という誤解 -
「26度でも寒く、18度でも暖かく感じる体感温度の秘密」を私たちのモデルハウス『 ソレイユ』で体感してみませんか…
せっかく太陽を使うのなら、少し持続可能なライフスタイルを楽しんでみると、それがソーラーハウスに住むことの気持ちよさをさらに増してくれるはずです。
冬寒く、夏暑い家からガラス越しに庭の四季を楽しむのと違って、「いつもいい季節がある家」では、寒い日でも外へ出ることが苦痛ではなくなり、より豊かでココチいい暮らしが生まれる気がします。
太陽熱の蓄熱床暖房は、冬は玄関に入るとふわっと温もりを感じます。
梅雨時は外がジメジメしていても家の中はカラッとしています。
冬の寒い早朝に起きてもパジャマ1枚で動けるのは、今迄の暮らしでは考えられなかったことで、家の中が常に暖かいと早起きは勿論、何をするのも全然苦じゃない事を実感します。床暖房で家全体が温もりを保っていると床暖ではない2階の床まで温かさを感じ、カーペット敷きの部分は、ホットカーペットのような温もりを感じます。春先から梅雨時の曇りがちな日でも床がほんのり暖かいのは、身体へのやさしさを感じます。
大寒前後の朝だけLDKでファンヒーターを併用するくらいですが、1年間の床暖房や給湯に掛かる灯油使用料は5人家族の農家で、かなりシャワーもふんだんに使ったりしますが、200ℓタンクで12月に入れて、次は2月か3月?だから年に2回くらいです。(400~500ℓ位)また、床暖の時期を終えた春からは、太陽熱でお湯をふんだんに作ってくれ燃料要らずの為、次の床暖シーズン(12月)の給油を忘れがちになる事だけが、要チェックですね。
– 深谷市 Y様 –
冬に二女がまだハイハイをしていた頃、実家に帰ると身体が冷え切っていたのを覚えています。本当なら一番暖かい所へ居させてやりたいと思いますよね。そのせいか、冬の実家への帰省が遠くなったような気がします。なので床暖房の家だと、子供達のいるゾーンも快適なことを痛感しました。
我が家は掘り炬燵になっているのですが、床暖の熱でほっこりと温かいのであまり炬燵のスイッチも入れません。
(掘り炬燵ではないほうが、もっと温かいようですよ!)冬の炬燵は気持ちの良いもので、冷え性の私は、なかなか出られないのですが、床暖房でどこに行っても変わらない温度を保ってくれているせいか、冬場でも快適に動くことができます。
そして子供達は、お風呂から出ても裸で飛び回るくらいです。
実際に家を建てた時、補助金がありましたので、主人と相談してトイレやお風呂は標準のまま拘らず、床暖房にすることに決めました。ただ、床暖房にするか薪ストーブにするか悩みもしました。そこで毎日のことを考えて大量の薪を用意するのは大変ですし、子供が3人いる中で朝起きてから火おこしするよりも、スイッチ1つでワンシーズン自動運転の床暖房にしました。お蔭様で24時間快適に過ごしています。
そしてもう一つ嬉しい事が。それは「ランニングコスト」です。オール電化の我が家は、ひと月、15,000円で抑えられています。
心にも身体にも、そしてお財布にも優しい床暖房を選んで本当に良かったです!
– 神川町 K様 –