2024年6月4日
昨日、能登地方が揺れました。小暮の友人も日曜日から能登の輪島へ災害ボランティアに参加しています。友人が言うには、あれから5カ月ではありますが、道路が辛うじて通れるようにはなっているものの、倒壊した建物はそのままの状態、水道も通っていない地区もあるそうです。まだまだ復興には遠く、地道な支援が必要だと言っていました。
ますます必要となってくる家の耐震性能ですが、まずは土地自体に家を支える十分な強度があるかどうか「地盤調査」をして、「地盤改良」が必要であれば行っていくことが重要です。
さて、今日の現場はK様邸からです。地盤調査~地盤改良そして基礎作りの様子を見てみましょう。
地縄張り(建築予定地)
地盤調査
地盤改良終了!
地震の多い日本では建築後、時間の経過と共に地盤沈下が起こったり、建物が倒壊するといったリスクがあります。また土地の液状化で沈み込んだりする可能性もありますから、適切な改良工事はかかせません。
K様邸の地盤改良工事も無事に終了しました!
次に、地球(改良地)と家を繋げる「基礎工事」に入ります。
根切り
パワーショベルが活躍中。土を掘り起こしています。
砕石敷き
鎮め物
砕石を全体に敷き、地面を転圧して地盤を固めていきます。
その際、先日の地鎮祭の際に頂いた鎮め物を埋めさせて頂きました。
防湿シート敷き・捨てコンクリート
砕石の上に防湿シートを敷き詰め、基礎の外周部にコンクリートを流し平らに均します。
配筋(鉄筋組み)
基礎の外周の型枠を組んで、鉄筋を組んで(配筋)います。
基礎配筋検査
JIOによる基礎工事の配筋検査があり「合格!」。今後は、型枠を更に組んで、コンクリート打設工事へと進んでいきます。
クレーンによる建て方は7月初旬を予定しています。建物が立体的に現れてきますので、楽しみですね♪
今や自然災害はいつどこで起きてもおかしくありません。私たちが出来ることは、安心して暮らせるように、今できる限りのベストを尽くします!ファイトー!ヾ(  ̄0)乂(0 ̄ )/イッパーツ!