2019年2月26日
本当のところ、床暖房の暖かさを体感したかたはどのくらいおられるのでしょうか?
「暖かい」と感じるという感覚は、その人によるところもあるかもしれません。汗っかきの方と冷え性の方では、違いが大きいような気がします。
今回は、それを可視化することで、暖かさの違いを見てみましょう。赤外線サーモグラフィーをご存じですか?手っ取り早く言うと、温度計です。写真で写した場所の温度が色の配色によって分かります。
<築20年の床暖房のないお家>
測定日:2019/2/24 PM5:00
外気温:11℃
測定場所:キッチン(北側)
センターマーク(+)付近の床表面温度:13.0℃
<築7年の床暖房のあるお家>
測定日:2019/2/24 PM5:20
外気温:11℃
測定場所:キッチン(北側)
センターマーク(+)付近の床表面温度:25.0℃
床の温度で比較してみたところ、床暖なし→13℃、床暖あり→25℃となりました。これは体感温度にしたら、かなりの差があることが分かります。また、13℃のキッチンの床だと外気温の11℃とあまり変わらない温度です。更に床暖のあるお家の最低温度は19.0℃。床暖のない家の最高温度は17.6℃となっていました。数値で表すと、本当に良く分かりますね。
冬場、お母さんが立つキッチンが、ぬくもりのある床だったら・・・料理も捗るのではないでしょうか。