2019年5月18日
お施主様からお便りが届くととっても嬉しいんです!お引き渡しをしたお住まいと共にその建物に関わる全てのことを慈しんで下さっている様子に、私たちは心躍り、遣り甲斐を痛感します。桐生のY様から頂く、新緑を愉しむその後のお庭の様子は、マメなY様のお手入れ(水やりなど…)の様子が目に浮かぶようです。
お手入れとは、育てるということ…日常のお手入れも庭の楽しみのひとつ
Yさまより
朝は毎朝1時間かけて水やりをしています。雨の日は水を撒けないので少し残念なほどです。そんな日は外に出られないので、窓から庭を眺めています。ただそんな雨もいいところがあって、その後の草むしりが気持ちよくキレイに取れます。まだサルスベリは坊主ですが、何かが咲くと何かが散ります。今は新緑がきれいです。この庭で1番の季節は秋です。大きなイロハは圧倒的な存在感でキレイに紅葉するハズです。(しないかもですが…(^^;)コハウチワは、小さな手のようなかわいいモミジで秋にはデッキの屋根となり、家の中に向ってくるその樹形はきっと赤やオレンジに紅葉したらきれいなはず。さらにヤマモミジ、ナツハゼ、マルバノキ、オトコヨウゾメ、ドウダンツツジなど、更にはジューンベリーやブルーベリーも紅葉します。ウチは紅葉する樹のオンパレードです。
こんなにも木が好きになるなんて自分でもびっくりしていますし、妻は呆れたのを通り越したのか、何も言わなくなりました。妹にはおじいちゃんみたいと言われていますが、お蔭様で家だけでなく生活も心も豊かになっているように思います。こんなに沢山の樹木を植えて皆からは、大変と言われるのですが、自分で育てる事は楽しい事です。自分でやる日々の手入れの積み重ねで益々愛着が湧いてきます。秋には、白が基調でこげ茶がアクセントカラーになっているシンプルな家の外観と重厚感のある木塀を紅葉した樹木が華やかに飾ってくれそうです。大工さんのTさんをはじめ、お世話になった皆さんはお元気でしょうか?身体が大事ですので皆さま、くれぐれもご自愛ください。
夜も庭を愉しむ
Y様は、照明計画の際に室内と外の明るさのバランスも考慮し、室内に調光できる照明を使うことで、シーンに合わせた明るさを調整し全体の雰囲気づくりにも配慮されました。生命力を感じる新緑を愉しみ、月灯りの夜を愛で、恵みの雨に一喜一憂し、そして来る秋を待ち焦がれながら四季折々の風情をこれからも育み楽しんで頂きたいと思います。
風薫る五月は、ウッドデッキが気持ち良さそうですね!また、お便りをお待ちしております。
職人、スタッフ皆、元気です!