2020年3月9日
新築住宅では、何らかの床暖房を付けている割合が約60%という報告があります。これには「1階床全面床暖房」もあれば「流しの前だけの床暖房」や「居間の中央だけ床暖房」などと、いろいろなケースを含みます。
今回ご紹介する事例は、台所と居間全体(約20帖)を24時間床暖房にして床・壁・天井を断熱仕様にして新しく張り替え、断熱内窓の複層ガラス戸を付け、古い流し台をシステムキッチンに取り換えたケースです。
24時間床暖房&給湯システムで快適空間
費用は消費税込みで約600万円、工事期間は約4週間です。床暖房のランニングコストは温水を作る燃料として、灯油を月に120L~150L消費します。約11,000円~13,500円ほどかかるわけです。これで24時間稼働することができます。また、6年ごとにメンテナンスを行います。循環している不凍液の劣化具合やシステムの作動具合をチェックして、費用は約18,000円くらいです。循環している不凍液の配管は都市ガスの配管にも使われている樹脂パイプで、床下での継ぎ目がありませんので漏水の心配がありません。トイレや脱衣室が隣接していれば、一緒に床暖房にするとさらに快適ですね。
《back number》
■vol.1:エコロジーとエコノミー
■vol.2:ソレイユのような温かい家にしよう
ソレイユの詳細についてはコチラ➡ソレイユとは?