2020年4月20日
前回のS様邸に続き、約30坪のK様邸(寄居)のケースをみてみましょう。
K様邸は84.1GJ/ 年に対してH28基準だと108.1GJ/年です。
金額に換算するとK邸 84.1×2,560=215,296円/年で、
H28基準は108.1×2,560=276,736円/年になります。
2130万円(K邸)と1800万円(H28基準)を35年ローンのフラット35Sとフラット35で借入率90%として上記のエネルギー料金を加えると、
◇K様邸 53,528×12+215,296=857,632円/年
◇H28基準 47,797×12+276,736=850,300円/年
となりますが、K様邸は「グリーン化住宅補助金」の申請をすることができます。
工事金額が330万円も差があるのに、毎月の支払額の差はほとんどない。
それどころか、申請をすれば、高性能にする工事の補填で110万円もの補助金を戴けるのだからありがたいことです。
もちろん、H28基準とでは住み心地に大きな差がでます。K様邸は1階も2階でもロフトでも温度差がほとんどなくて、真冬でも17℃から24℃位の間を保ち続けますから、ヒートショックはありません。
K邸は弊社の宿泊体感ハウス「ソレイユ」より高性能ですが、まずはソレイユを体験してみてくださいね。
《back number》
■vol.1:エコロジーとエコノミー
■vol.2:ソレイユのような温かい家にしよう
■vol.3:床暖房リフォームは大変?
■vol.4:床暖房に無垢床材は大丈夫なのか?
■vol.5:高性能住宅に、なぜ補助金?その1