2020年5月7日
令和2年度の補正予算より、リフォームの補助金が100万円+αで実施されます。
〇インスペクションの実施 (住宅診断)
〇維持保全計画・履歴の作成
〇性能向上 (劣化、耐震対策)
〇子育て世帯向け改修(+α)
〇三世代同居型改修(+α:キッチン、トイレ、浴室、玄関のいずれか2つ以上が複数個所ある住宅)
せっかくリフォームするのなら、見た目だけ綺麗にするよりも、快適な空間で生活したいと思いませんか?その時に必要になってくるのが「断熱の強化」です。
下記の図は、どの程度の効果が期待できるかを表しています。
新建ハウジングより
「コストを抑えて床暖房で快適に」
急に暖かくなって、床暖房の話題を出しづらくなりました。でも、今度の冬はもう半年先です。検討しているうちにすぐにやって来ます。
リフォームを計画するときに忘れてならないことは、床・壁・天井・サッシの断熱強化を忘れないことです。先進国の中で最低レベルの住環境を改善することは、つまり24時間を温度差の少ない状態で暮らせるようにすることです。
台所の流しの前だけ床暖房とか、トイレの便座に座った足の部分だけ床暖房ではなくて、普段の生活エリア、居間・台所・トイレ・脱衣場などの範囲をほぼ同じ室温にしていくことを目標にしていただきたいと思います。
断熱がしっかりできていれば、エアコンでの暖房でも効果を発揮します。設置費用はエアコンのほうが安いですしランニングコストもエアコンが安いです。
しかし床暖房の暖かさは、質がまるで違います。
弊社の標準仕様でいくと8帖の寝室、16帖程度のLDK、トイレ、浴室、脱衣場など約15坪ほどの範囲の改築で約750万円、これに蓄熱床暖房を付けると約900万円(消費税別)です。
ランニングコストはLDK・トイレ・脱衣場などを24時間ほぼ同じ温度に保って約10,000円/月(灯油約110L)です。これでシステムキッチン・システムバス・節水型洗浄機能付きトイレが新しくなり、生活するエリアがホテルで暮らすように快適になります。
今ならリフォーム補助金も使えますので、このチャンスに心地よい暮らしを考えてみませんか?