2019年8月1日
築80年の古民家をリセット
築80年にもなる、当時を思い起させるような大きな梁と柱。今までも何度かリフォームしては、その都度丁寧に手を加えることで家族の暮らしを守り、父から子そして今回は孫へと受け継ぎます。
和室。奥様の趣味の部屋になるそうで、窓から見える景色にも癒されます。
外観は当時のままに。
書斎に使える、便利なスペース。
桐は調湿効果はもちろんですが、床板にすると足の疲れも和らぎます。
薪ストーブの温もりと、炎のゆらめきに癒されて。
お客様の声
築八十年の我が家には、薪ストーブが2台あります。冬になると親子程も歳下の職場の同僚たちと我が家のストーブを囲みます。名付けて「薪ストーブの会」と称して十年になるでしょうか。柔らかな炎のゆらめきなんて、贅沢な時間かと思われがちですが、その時間を得るための薪割りや運搬、焚き付けなどの労は、その温もりには代えられません。
古民家暮らしの中でこそ感じる日本の四季と木の味わいや風の通り抜け。息子家族もそんな暮らしが好きみたいで、一緒に暮らすことになりそうですが自然の流れと共に、これからどんな人の流れを運んでくれるのかも楽しみです。
土台を活かしつつ、少しづつ手を掛けながら愛着のあるこの家を住み継いで行けたらと思っています。